金偏に美しいと書いて、マグネシウと読みます。奇跡のミネラル“マグネシウム“、その理由をこれからご紹介します。 – プラズマサロン ひだまり庵

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金偏に美しいと書いて、マグネシウと読みます。奇跡のミネラル“マグネシウム“、その理由をこれからご紹介します。

一般的に重要なミネラルといえば、カルシウムがあげられます。確かにカルシウムは、体内に最も多いミネラルで、成人体重の約2%を占め、骨の形成に関与するとともに、カルシウムイオンは多くの生命現象に重要な働きをしています。
しかし、今回紹介するマグネシウム(以降Mgと表記)は、カルシウムのブラザーミネラルとしての働き以上に多彩な働きをする別格のミネラルなのです。

Mgは体内の325種類以上の酵素を制御していて、そのうちで最も重要な酵素は、エネルギーの産生や運搬、貯蔵、利用を行う働きをしています。

Mgは主に体内の組織細胞で機能し、ATPと結合して身体の活力を生むエネルギーの源を作り出しています。
ATPとMgは、DNAの活動作用にも参与しているほとんど全ての酵素系でも不可欠の共同因子として働いています。十分な量のMgがなければ、DNA合成が不活性化するといいます。そのほか、細胞の新陳代謝に関するものでは、細胞成長、細胞増殖が、Mgによって制御されています。
Mgは体内の神経を活動させる電流を統合調整しています。Mgには多数の生理的な役割があって、神経作用の調整、心臓活性、神経伝達、筋肉収縮、血管緊張、血圧、末梢血流などに関与しています。カルシウムの細胞への出入りを制御、調整しているのもMgであり、これが筋肉活動を支配しています。そのため、Mgがなければ、筋肉や神経の機能が危険にさらされ、エネルギーが低下します。そして、筋肉衰弱、骨軟化、不安神経症、心臓発作、不整脈、さらには突然発作、けいれんに至ることもあります。あらゆる体内の動きは電気伝導によって生まれていますが、体内電流の伝導体がカルシウムであり、血液中のカルシウム・チャネルを通って細胞に入りますが、このチャネルはMgです。
カルシウムが過剰に細胞に入ったままになると、心疾患、喘息、頭痛、その他多くの症状が発生します。Mgはいわば、自然が作ったカルシウム・チャネルのブロッカーなのです。
Mgは、微細なレベルで体を安定させます。血管を拡張したり、炎症を鎮めたりするのもMgです。Mgで満たされた体は、感染症やインフルエンザと楽に闘うことができる、より強力な免疫システムを持つことになります。
Mgは、天然のスタチンに例えられることがあります。コレステロールは、細胞の生体膜や、ステロイドホルモン、ビタミンD、CoQ10、胆汁の原料などとして、種々の生命活動に不可欠な存在であるため、スタチンによってコレステロールの合成が遮断されると、実に多様な健康問題を招くことにつながります。よく知られている横紋筋融解症の副作用のみならず、時にガンを引き起こすこともあります。スタチンがステロイド合成酵素を標的とし、その代謝プロセスを徹底的に破壊してしまうのとは対照的に、Mgは同じ酵素に作用するものの、より自然に、よりマイルドに働きかけます。体内にMgが十分に存在すれば、コレステロールの合成量は、生命活動に不可欠な機能を満たすためだけにとどまり、過剰になることはありません。
今医療費の上昇で国を挙げて医療費の削減に努力していますが、その中でスタチンは真っ先に中止を検討できる薬剤として挙げられています。安易に継続するのは害が多いので、主治医と相談してみてはいかがでしょうか。

 

Mgは、最も重要なミネラルであるにも関わらず、最も枯渇しているミネラルでもあります。

我々の体は、未だに、カルシウムは維持できますが、Mgは体内で維持できません。

Mgを用いた治療は、細胞や免疫システムの機能を改善し、酸化的損傷から細胞を保護するように作用することによって、全身の栄養不足に対応します。
Mgは、どこに利用しても細胞に新しい生命やエネルギーをもたらし、局所的な薬にもなれば、全身の薬にもなります。Mgが食品、もしくは薬として広く補給、利用されれば、何兆円もの医療費を軽減し、何百万人もの命を救うことができるでしょう。

1900年代初頭、仏のピエール・デルベ博士は、塩化Mgに免疫賦活作用があることに気付き、髪や爪の強化、前立腺肥大症、脳や循環器のトラブル、消化器疾患、パーキンソン病、アレルギー疾患など、さまざまなトラブルや疾病において良好な結果を得ました。
塩化Mgはガンの予防にとても良い効果があり、また、ガンになる前の状態のいくつか、白板症、過角化症、慢性乳腺炎などを治療することができることも分かっています。
デルベ博士は、塩化Mgが白血球の数を増やすことなく、白血球の能力を強化させる作用があるとしています。
1943年、仏のヌブー博士は塩化Mgに免疫賦活作用があると確信し、その特有の免疫賦活作用がウイルス疾患に対して役立つと考えました。そして、ジフテリアやポリオ患者に治療を施し、すばらしい結果を得ました。

Mg不足によって、ガン、糖尿病、腎臓病、高血圧、心臓病、不整脈、動悸、骨粗鬆症、関節炎、喘息、湿疹、蕁麻疹、ALS(筋委縮性側索硬化症)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、うつ、不安、神経過敏、慢性疲労、頭痛、不眠などありとあらゆる疾患や症状を引き起こします。ですから、体内にMgを満たしておくことは、生命にとっては絶対的に必須なのです。

Mg欠乏は、うつ病や自殺、理性のない暴力といった異常な行動の原因と考えられる、脳内セロトニン欠乏を引き起こします。

軽度のMg欠乏でさえも、騒音に対する敏感性や神経質、短気、精神障害、精神錯乱、けいれん、不安、不眠症を引き起こすことがあります。このため、Mgは天然のトランキライザーとも呼ばれ、統合失調症などの精神疾患の治療やストレス対処には有効なミネラルであるといえます。

 

2000年、アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、Mg欠乏の兆候としてうつ病を上げました。NIHはMg欠乏の兆候として3つの分類があると定義しています。
初期症状
神経過敏、不安症(脅迫性障害やチックなど)、拒食症、倦怠感、不眠、筋肉のけいれん、無気力、錯乱、記憶障害、注意力怠慢、学習能力の低下・・・という症状が1つ以上みられる状態。
中等度の欠乏症状
初期症状と頻脈、不整脈などの心臓血管系の変化が組み合わさった状態。
重度の欠乏症状
上記症状と幻覚や精神錯乱(うつ病など)や認知症(アルツハイマー病)を伴う重度の症状―全身がチクチクするような痛みや無感覚、持続性の筋肉けいれん―が1つ以上みられる状態。

 

Mgは、血液脳関門で重要な役割を担っていて、研究者らは、脳虚血や脳損傷、脳卒中の影響から脳の組織を守っているのではないかと考えています。
子供たちは最も脳のダメージを受けやすいのですが、それは血液脳関門が、体を攻撃する鉛や水銀などの重金属のような有害物質や薬剤、化学物質を取り除く上で、十分に発達している時期ではないからです。
Mgが十分に存在すると、アルミニウムやベリリウム、カドミウム、鉛、水銀、ニッケルなどの有害ミネラルによって脳細胞がダメージを受けることがなくなります。

マサチューセッツ工科大学の調査で、Mgは中年期の記憶力低下を回復させると考えられます。

仏国立農学研究所の調査では、Mgの血中濃度が高くなると炎症反応は減少するのに対し、血中濃度が低下すると、細胞が刺激を受けて炎症が亢進します。

血中Mgの高値は、あらゆる死因による死亡リスクの4割減と関連していた他、循環器系による死亡リスクにおいても同程度でした。さらに、ガンにおいては5割低下していました。
国立がん研究センターの調査では、Mgを多く摂取している人は、心筋梗塞などを発症するリスクが3~4割低いという結果がでました。

Mgは、膵臓でのインスリンの分泌においても司令塔的な役割を果たしています。Mgの摂取量が少ないほど、インスリン抵抗性が高い傾向が報告されています。それは、Mgはインスリンの合成、輸送、およびインスリンが機能するために必須なのです。

Mgが不足すると、細胞内小器官であるミトコンドリアの機能低下をもたらします。
PTP(ミトコンドリア膜透過性遷移孔)の調節が適切に行われないと、ミトコンドリアが膨化し、細胞との協同でのアポトーシスなどがうまく行えなくなり、細胞のガン化に拍車をかけることになります。

米インディアナ大学で、Mgの摂取が膵臓ガン予防に有益である発表しました。まが、日本の国立がん研究センターは、Mgの摂取量が多いほど大腸ガンのリスクが低いことを明らかにしました。
MgはDNAの不安定を修復する他に、多くの酵素と協調して働くことによって代謝を整えたり、細胞内外のカルシウムバランスを是正し異所性石灰化を防いだりする働きがあることから、ガン予防には効果的だと考えられています。

体内のMg濃度が十分でなければ、おそらく全ての人において正常な妊娠になりづらいと思われます。妊婦の体において、Mgの必要量は通常の供給量を上回ります。そのため、妊婦は「生理学的低Mg血症」の状態であると考えられます。

Mgは血液中よりも精液中において高濃度にみられます。不妊に見舞われている男性における精液中のMg濃度は、そうでない男性の約半分であることを発見しています。
Mgは生殖能力に必要であり、避妊薬の使用は体内のMg貯蔵量を減らすことが知られています。
不妊治療も、排卵を過剰にさせる医薬品の使用や複数の胚といったものではなく、Mgが用いられるべきです。
妊娠期のMgの欠乏に関する臨床試験では、妊娠中のMg欠乏は分娩過程や出産後の子宮収縮過程に著しい影響を与える可能性があることを示しています。
Mgは、早産を防止させる治療として、また子癇発作が始まった時点での治療として頻繁に使用されていますが、妊娠中を通してMgを摂取すればこうした症状を予防するのにもっと役立つ可能性があります。Mgは、月経前症候群や月経困難症の予防、期外収縮、妊娠高血圧症候群の緩和に妊婦にとって必須なのです。
硫酸Mgよりも塩化Mgを使用する方がより安全性が高いことも示しています。
Mg欠乏やMg消耗が乳幼児突然死症候群の原因に関与しているというものがあります。
Mgが妊娠中に提供された場合、精神遅滞(知恵遅れ)の発症が低下したという驚くべき結果も報告されています。

 

塩化Mgを特に経皮的に使用した場合、自然な方法で徐々にDHEAが増えることが報告されています。男性ホルモンのアルドステロンの合成にMgを必要とし、Mgのバランスをも調節しています。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)とは、性欲や生活の質全体を改善する天然の物質です。「若返りの泉」と言われるDHEAは、副腎で生成される天然のホルモンで、血中濃度は思春期に上昇し、30歳までそのままの濃度が続き、それ以降は急激に減少します。70~80歳になると、30歳時点のわずか5%になります。DHEAを大幅に減少させる別の因子としては、慢性的なストレスがあります。DHEAは、高齢者が筋力を増し、体重を維持し、若々しさを取り戻し、気分をよくするのに役立ちます。
DHEAは、テストステロンの濃度を高め、以下の多くの機能において、極めて重要な役割を果たします。
・筋肉量の維持 ・血糖値の調節 ・骨密度の維持 ・全身の細胞による酸素の取り込み ・免疫系による体内の監視 ・正常な赤血球の生成 ・コレステロール値の調節 ・心筋の維持 ・性欲と性能力 ・神経活動
また、DHEA欠乏は以下のものとの相関が分かっています。
・慢性炎症 ・免疫不全 ・うつ ・関節リウマチ ・2型糖尿病による合併症 ・特定のガンのリスク増 ・体脂肪の過剰 ・認知力低下 ・心臓病(男性) ・骨粗鬆症

Mgを使用した女性では、更年期の症状が完全になくなったほか、月経周期が再開した人さえいたことが報告されています。

 

Mgは、スポーツ栄養にとって最も重要な唯一のミネラルです。激しい運動をしている間は、汗を通して重要なミネラルが排泄されます。その中で最も重要なものがMgです。Mgが十分あると、倦怠感や熱性疲労を予防したり、血糖のコントロールや代謝を助けてくれたりします。
Mgを補給すると、運動能力試験において最大酸素摂取量と総運動量の増加がみられました。
塩化Mgの経皮療法は、運動能力やケガの回復を増進します。
有名スポーツチームは、Mgをトレーニング中に積極的に摂取することでパフォーマンスを維持、亢進しています。

 

Mgは、性的能力や免疫反応、脳機能、寿命との関連性が強固で、これらのあらゆる要素において最も不可欠な栄養素です。
運動しすぎや飲みすぎ、過度なストレスでよりマグネシウムが失われます。
このような奇跡のミネラル、マグネシウムをぜひ積極的にとって行きましょう。
マグネシウムは、大豆、ゴマ、野菜、果物、海藻などさまざまな食材に含まれています。
また、杏林予防医学研究推奨の高濃度塩化Mgは、安全性と吸収性に優れています。飲料や汁物などに2~3滴入れるだけでお手軽に利用できます。また、外用のマグネシウムローションも優れた経皮吸収により若返りの泉といわれるDHEAを増やせます。ぜひ、活用してみてください。

 

(参)杏林予防医学研究アカデミー、老けない体をつくる生活習慣

2019.07.27[ ブログ ]

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