全てはつながっている“脳腸肌口(ちょうのうきこう)”の教え – プラズマサロン ひだまり庵

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全てはつながっている“脳腸肌口(ちょうのうきこう)”の教え

先日、京都で開催された日本幼児いきいき育成協会JALNIフォーラム2025にて、同郷の山梨から来られた村松歯科医院のご夫妻にお会いしました。

その奥さんである香さんが、村松歯科笑店という洒落た名前の会社で“脳腸肌口(のうちょうきこう)”が健康のカギであると活動されています。

「脳腸相関」は健康に興味のある方ですと、一度は聞いたことのある用語になっています。腸も脳と同様に独自の神経ネットワークを持ち、相互に信号をやり取りしている関係性のことを言います。例えば、食べたものの影響で産生したホルモンにより、脳で生じた食欲や感情に変化を起こしたり、ストレスを受けた脳の影響でお腹を下したりします。

この脳と腸の関係以外に、肌や口とも密接に関係があり、健康のカギになっているのです。そこで、村松香さんは“脳腸肌口”という生き方を伝える活動を行なっているのです。

先ほどの脳腸相関に続いて、まず、“皮脳同根”という言葉がありますが、受精卵からの進化過程において、皮膚と脳は同じ外胚葉から分岐しているので、感覚神経や触覚神経などの神経網によりお互い強く影響し合っています。東洋医学において、鍼灸・指圧などの皮膚刺激により、脳に鎮痛作用などの効果を及ぼしていることからも理解できます。そうでなくても、スキンシップにより、脳から幸せホルモンのオキシトシンが分泌され、心身の安らぎを得ることになります。

また、口腔内の環境も全身の健康に影響を及ぼしていて、さまざまな研究報告が上がっています。特に、歯周病による慢性炎症は動脈硬化を促進して、心血管疾患のリスクを高めます。同様に、リウマチ、腎臓病、メタボリックシンドロームなどとも関連する報告もあります。さらに、歯周病菌が脳に移行してアミロイドβや炎症反応を促進して認知症との関連も指摘されています。

口は外界との入り口で、腸も含め外来微生物の侵入を防いで健康を保ってくれています。ですから、歯周病菌や虫歯菌などの悪玉菌をなくし、正常な常在菌により健康が守られるように口腔衛生に気をつけて行くことが大切です。

現在、過度な消毒や化学物質、お薬により常在菌が減少し、また、バランスを大きく崩しています。村松香さんも、ご自身が40年に渡るアトピー性皮膚炎の対処療法による影響で健康を損ねていた状態から、薬を断って生活習慣を根本から見直して健康を取り戻した経験から“脳腸肌口”の関係性に気づき、それを精力的に伝えているのです。

その中で、歯科医の夫を持つ香さんは、生活に取り組みやすいものを脳腸肌口美人さんの十の習慣術としてご紹介されています。

  • 歯磨き粉を無添加のものに変える
  • 朝起きたらすぐに歯磨き
  • 外食前でも毎回、うがい
  • 夜明け前のブルーモーメント浴(太陽が昇る直前の陽の光で、全身の細胞を目覚めさせ、心身を浄化させ整えます)を週に二回
  • 石鹸・ボディソープお休み日を作ろう
  • 肌に優しい洗濯洗剤に変える
  • アルコール消毒を思いきってやめる
  • 鏡の前で自分に笑いかける
  • オメガ3脂肪酸の油に変える
  • まごわくやしい和食をまずは週一回(豆類・ゴマ・海藻類・果物・野菜・きのこ類・いも類)

 

人間は自然物であり、不自然は健康を害します。上記の習慣を少しでも取り入れてみて下さい。

2025.12.01[ ブログ健康法 ]

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