乳児湿疹は生理現象なので、放っておいて自然に治してみましょう! – プラズマサロン ひだまり庵

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乳児湿疹は生理現象なので、放っておいて自然に治してみましょう!

赤ちゃんに突然湿疹が現れると、お父さん、お母さんは慌てて病院を受診します。

そこで、ステロイド外用剤による治療が行われます。

一般的に、アトピーは乳児期に発症します。乳幼児は、体の成長に皮膚の成長が追いついていけないため、バランスが崩れて湿疹が出ると考えられています。この湿疹は、短ければ3、4ヶ月、長くても数年たてば、自然治癒に至ります。

もともと乳児湿疹は、一種の生理現象なので、慌てずにどーんと構えて放っておけば、やがて自然に消えるのです。

しかし、この段階でステロイド治療に頼ると、症例によっては一旦は症状が治ったとしても、ステロイドをやめると再発し、皮膚炎の範囲が拡大し、重症度が進むこともあります。また、乳児期に完治したように見えても、数年後、あるいは青年期以降に過去のステロイド使用の影響で再発する可能性も出てきます。

ステロイド外用剤を長期間使い続けていると、数多くの副作用が現れます。中でも代表的なのが、「ステロイド依存性皮膚症」です。こうなると、ステロイドがなければ、普通に機能できない状態になります。ほとんどの医師は、単に「重症アトピー」とか「成人型アトピー」と診断しますが、実際には、本来のアトピー性皮膚炎とステロイド依存性皮膚症が併発したアトピーは明らかに異なり、本来のアトピーは自然経過によりやがて治癒するか、あるいは軽い症状が季節の変わり目などに現れるだけですみます。しかし、ステロイド依存性皮膚症は、本来のアトピーよりはるかに重症で、脱ステロイド治療を中心にしない限り、治癒には至りません。

ちなみに、以下にステロイドの長期連用による副作用を列記します。

皮膚感染症、多毛、色素異常、皮膚の萎縮と脆弱化、スキンバリアの機能低下、毛細血管拡張・血管の脆弱化、ステロイド依存性皮膚症、効果減弱(治療抵抗性)、遅延型アレルギーの増強、精神的依存、接触皮膚炎、中止時のリバウンド、内分泌異常、外用剤依存症、易刺激性・・・

乳児湿疹は、ステロイドを使わない方が治りやすく、成人になってからの再発も起こりにくくなります。

乳児に湿疹が現れたなら、受診して出されたステロイドを使わないと決めたのでしたら、「自然治癒力を活かした治療をしています。見守ってください」と表明してみると、意外と応援してくれると思います。また、そのような命を尊ぶ医療に戻して行けたらと思っています。

 

(参)9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方

2024.02.08[ 健康法薬はリスク ]

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