虫歯予防の目的でフッ素入りの歯磨き粉が販売されています。また、アメリカなどでは水道水にフッ素を添加している地域があります。
このフッ素は、虫歯予防効果以上にマイナスの面があるので理解しましょう。その害とは、1990年前後にアメリカで行われた大規模な疫学調査になります。
結果、フッ素添加地域ではすべての部位のがんの他、特に口腔咽頭がんなど、高濃度のフッ素が直接触れる部位のがんがフッ素不添加地域に比較して多かったのです。
具体的には、全部位のがんは13%程増でしたが、口腔咽頭がんはおよそ50%増し(1.5倍)になりました。また、骨肉腫や骨関節がん、肺がん、子宮がんなどが多かったのです。
そして、小さい子供ほど発がん物質の影響を受けやすいので、この頃に高濃度のフッ素にさらされるとがんにかかる危険を一生背負うことになります。女の子の場合には、若年出産でもダウン症の子が産まれやすくなります。
WHOでは、12歳児の虫歯経験数(DMFT)を2000年までに平均3本未満にするとの目標が1981年に立てられましたが、1994年には種々の公衆衛生的方法により達成され、1998年には平均2.5本となっています。
コクランレビューでは、フッ素洗口は虫歯を26%防止するといわれていますが、1990年以降のデータでは虫歯予防は10%以下であり、歯磨き剤との併用では上乗せ効果はなく、有益性は乏しいのです。
一方、害の面では、フッ素はがん、ダウン症、神経・精神障害、ホルモン系異常を起こしうることが多くの実験研究によって支持されています。
フッ素は酵素を強力に阻害したり促進したりして、遺伝毒性物質、染色体異常発現物質です。動物実験で発がん性を認めており、大規模な疫学調査を再分析の結果、全部位のがんとの関連が有意でした。
自然療法的には、歯磨き粉には洗剤成分の界面活性剤入りもお勧めしません。
私はシャボン玉石鹸の歯磨き粉を使っています。そして、歯間ブラシや糸ようじで歯間の残渣物を除去しています。歯茎の腫れのある方には、炎症を起こす食事を控えて頂き、水素水や還元塩を使って頂く指導になります。
(参)薬のチェックは命のチェック17号

